ビッガーの特徴

・爆破を伴わないため、騒音が小さく、作業環境の制約がある現場で有利であるとともに安全です。
・発破工法と比べ、割れ方向をコントロールする事ができ、正確な作業が可能です。
・飛散物が無く割れる方向が予測出来るので、近隣での他の作業が可能です。
・しくみが簡単なので、取り扱いが容易に出来、高度な技術を持ったオペレーターの必要がありません。
・ベンチカット工法に適するので、生産効率が高い工法です。
・広い作業エリアを必要としないので、現場条件にも対応できます。
・火薬や化学物質を使用しないので、保守管理が簡単です。
・小中規模工事に適しています。


大型クローラードリルを用い、割岩孔径と孔長は、100mm×1.5mで穿孔します。

穿孔配置は千鳥配列を基準とし、岩盤の質や硬さの度合いにより適切な間隔を設定し作業を進めます。


ビッガー穿孔状況

 

クローラードリルで穿孔した孔へ、ビッガーのウェッジライナーを挿入し、油圧でウェッジを押し込み ウェッジライナーを押し広げて岩を破砕します(一次破砕)。

ビッガーは、通常汎用の油圧ショベルに搭載し使用します。

ビッガー割岩作業状況

 

ビッカー穿孔・割岩状況

ビッカー穿孔・割岩状況

 

ビッカー割岩後、掘削状況

ビッカー割岩後、掘削状況

 

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